予約状況次第で日程が異なることになります
葬儀をする際の注意点の1番目は、今後の日程は予め読めないという点です。というのは普通の人の予想では亡くなった日が午後の場合は翌日が通夜で、その翌日が告別式であると計算します。ところが現在は高齢化社会のために、地域によっては同じ日に何人もが重複してしまいやすくなっています。
そのため火葬場やお寺さんの予約がしづらくなっているともいわれます。儀式を行うには火葬場とお寺さんの都合が一致しなければなりません。お寺さんの都合がよくても火葬場が満席ならば、その日に告別式を行えません。
また6日に1回は友引に該当しますが、この日は告別式を行うにふさわしくない日だとされます。そのため火葬場はメンテナンスなどで休業日だし、お寺さんも業者のスタッフも告別式開催を受け付けてくれません。これらの関係者間の都合が全部よい場合に限って儀式開催が可能となります。
しかしその日に儀式開始が可能だとしても、それが何時開催になるかまではさらに読めません。というのは同じ業者の会場内には別の遺族たちが控えている場合があります。もしその事態になった場合は、同時進行してしまうと会場内がややこしくなるので、業者のスタッフたちがどちらを先に優先するかを決定します。
そのため後になった場合は通夜も告別式も遅れて開催ということになります。それゆえに近親者がなくなった場合は、ご遺族たちはかなり日程的にも時間的にも余裕を持った行動をする必要に迫られます。また2番目としてプラン以外の経費として火葬場の使用料、火葬場職員や霊柩車やマイクロバスの運転手への心づけなどがあげられます。
これらはすぐに現金用意が必須となるので、金融機関が開いてる時間内に現金を引き出しておくようにしておかねばなりません。